【全機種対応】Apple Musicの曲をウォークマンに入れて再生する方法
- 5月 5, 2023
- 鈴川 霧
ウォークマンとは、ソニー社が開発した音楽再生デバイスで、高音質の「ハイレゾ音源」で音楽が聴けることで人気を獲得しました。では、ウォークマンで、現在はよく使われるApple Musicなどの音楽配信サービス上の楽曲を再生することはできますか?実は、ウォークマンの中にはApple Musicに対応するストリーミングウォークマンとそれ以外の普通のウォークマンの2種類に分けることができます。この記事では、それぞれのウォークマンについて紹介を行ってから、Apple Musicをウォークマンで再生する方法を紹介します。
Apple Musicの曲をウォークマンで再生できるか?
前述のように、ウォークマンには、Apple Musicなどの音楽配信サービスでの音楽を直接再生できる「ストリーミングウォークマン」とそれ以外の普通のウォークマンが存在します。以下は、それぞれの特徴やApple Musicへの対応状況を見てみましょう。
ストリーミングウォークマンが登場!Apple Musicの曲を再生可能
ストリーミングウォークマンとは、ソニーが2019年ウォークマン誕生40周年にリリースした、Apple MusicやSpotifyなどの音楽配信サービスの音楽をストリーミングで直接再生できるウォークマンの機種です。現在利用できるストリーミングウォークマンは、「NW-A100」シリーズと「NW-ZX500」シリーズの2つのラインナップがあります。
ストリーミングウォークマンはAndroid オペレーティングシステムを搭載し、Wi-Fiへの接続が可能ということで、Apple Musicアプリをウォークマンにインストールできます。Apple Musicに連携するApple IDでログインしたら、Apple Music上の曲を自由に再生することができます。
ただし、ストリーミングウォークマンを使ってApple Musicの曲をダウンロードすることはできないので、この方法でApple Musicの曲を再生する際にインターネット環境にかなり依存します。通信環境が不安定な場合に、曲が中止される場合もありますのでご注意してください。
普通のウォークマンはApple Musicを再生可能ですか?
Apple Musicの曲を再生できる機能を搭載しているのはストリーミングウォークマン以外の普通のウォークマンは、スマートデバイスではなくApple Musicアプリをインストールできないので、曲をそのまま再生することはできません。
では、Apple Music上の曲を一旦ダウンロードして、ウォークマンに転送して再生することはできますか?Apple Musicでダウンロードされた音楽の形式は、すべてDRM保護付きのM4P形式になるので、いかなるウォークマンで再生することはできません。Apple Musicでダウンロードされた曲を聴けるのは、iPhone、iPod Touch、iPad、Apple TVなどのデバイスに限定されています。
ストリーミングウォークマン以外の普通のウォークマンにApple Musicの曲を入れて再生するには、DRM保護を取り除いてMP3形式に変換できるツールを使用する必要があります。次に、それを実現できる具体的な方法を紹介します。
Apple Musicの音楽を変換してウォークマンに入れて聴く方法
Apple Musicの曲を高品質に変換できる専用ソフトとして、「MuConvert Apple Music変換ソフト」がおすすめです。本ソフトを利用すると、Apple MusicにかけられているDRM保護を完全に解除し、ウォークマン再生対応のMP3、M4A、FLACなどの形式に変換することができます。一度変換して保存された曲は、Apple Musicと解約してもウォークマンやiPhoneなどのデバイスに転送し、永久保存して再生できます。また、変換された曲は、アーティストやアルバムなどのすべての ID タグ情報を保持します。
手順1.アップルミュージックの曲をダウンロードしてMP3に変換
以下は、ウォークマンに入れる前に、このソフトを使ってApple Musicの曲をダウンロードしてMP3に変換する手順をご紹介します。
ステップ1. ソフトを起動して、画面上の「Appleウェブプレーヤーを開きます」ボタンをクリックします。

ステップ2. 次に、Apple Music と関連するApple IDでサインインします。

ステップ3. サインインしたら、検索欄にお気に入りの曲のタイトルなどを入力して検索します。ウォークマンで再生したいApple Music曲を画面右の「+」アイコンにドラッグすると、曲を変換リストに追加できます。

ステップ4. 変換リスト画面の右上に、MP3、WAV、M4A、FLACの中から出力形式を選択できます。ここで、MP3を選択します。画面下に、出力先フォルダの指定もできます。

ステップ5. 設定が完了しましたら、変換したい曲にチェックを入れて下にある「すべて変換」ボタンをクリックして変換を開始します。

ステップ6. 曲変換中に、いつでも変換の完成状況を確認できます。

ステップ7. 変換が完了すると、「変換完了」でこれまでに変換された曲の一覧を確認できます。ここで、曲を削除したり、出力フォルダーを開いたりすることができます。

手順2. 変換されたApple Musicの曲をウォークマンに転送する
Apple Musicの曲を正常にMP3などウォークマンに対応する形式に変換しましたら、ついに曲をウォークマンに転送して再生することができるようになります。Apple Musicの曲をウォークマンに入れる方法は様々ありますが、ここではその中でよりわかりやすい操作をご紹介します。
ステップ1. ウォークマンをUSBケーブルでパソコンに接続します。ウォークマンが検出されましたら、リムーバブルディスクとして画面上に表示されます。
ステップ2. 変換されたApple Music曲の出力フォルダをドラッグして、ウォークマンの MUSICフォルダにドロップするだけで転送プロセスが完了します。

まとめ
以上は、ストリーミングウォークマンとそれ以外の普通のウォークマンのApple Music再生への対応状況や、Apple Musicの曲をウォークマンに入れて再生する方法を紹介しました。ストリーミングウォークマンではApple Musicアプリインストールして曲を直接再生できますが、安定したインターネット環境が必須で、Apple Musicと解約した後は音楽を聴けなくなります。
一方で、普通のウォークマンではApple Musicアプリがないため曲の直接再生はできません。どんな機種のウォークマンでも自由にApple Musicの曲を聴けるように、専用ソフト「MuConvert Apple Music変換ソフト」の利用がおすすめです。DRM保護を完全に取り除いてウォークマン対応の出力形式に保存できる上に、既に変換された曲はApple Musicと解約しても継続的に利用できます。ソフトには無料試用版もありますので、一度ダウンロードして使用してみませんか?