「超簡単」Spotifyの曲をiTunesにインポートする方法
- 5月 5, 2023
- 鈴川 霧
Spotifyプレミアムユーザーになると、公式のダウンロード機能で好きな音楽データをパソコンに保存できますが、Spotify側のDRM制限によってiTunesを入れることが簡単にできません。そのため、SpotifyをiTunesにインポートする前に、iTunesに対応する形式に変換しておく必要があります。下記の操作ガイドを読みながらやってみてください。
Spotifyの楽曲はiTunesに直接インポートできない
世界中で大人気の音楽配信サービスとしてSpotifyは無料の「Spotifyフリー」と有料の「Spotifyプレミアム」を提供しています。Spotifyフリーは音楽ダウンロード機能を利用できません。Spotifyの有料プランはダウンロード機能を利用できますが、ダウンロードした楽曲データはすべてDRM保護で制限されますので、デバイスに保存しても暗号化されたOGGファイルとして存在します。iTunes側は暗号化されたOgg形式に対応しないため、Spotifyのダウンロード機能でパソコンに曲を保存しても、iTunesにインポートすることができません。
でも、それ以外の方法を通じてSpotifyから楽曲をダウンロードしながら音楽データの形式を変換することが可能です。次のやり方を参考にして、iTunesに対応する形式でSpotifyの曲をダウンロードしてみましょう。
パート1:Spotifyの音楽をiTunesで対応可能なMP3にダウンロードする
専門的な形式変換ソフト「MuConvert Spotify音楽変換」はSpotifyの楽曲をMP3という汎用的なフォーマットに変換してパソコンにダウンロードすることができます。ダウンロード済みの音楽ファイルのDRM制限は解除されますので、デバイス間で自由に移行したり再生したりすることができるし、iTunesにインポートするのも可能になります。興味があればソフトのチュートリアルに従って形式を変換してみてください。
ステップ1、ソフトを起動
まずは「MuConvert Spotify音楽変換ソフト」をパソコンにインストールしてください。次にインストール済みのソフトを起動し、Spotify Web Playerにお使いのアカウントでログインします。

ステップ2、曲をソフトに追加
iTunesにインポートしたいプレイリスト・アルバムを開き、ソフトの右側の「+」をクリックしてください。プレイリスト・アルバムの曲は変換リストに追加します。

ステップ3、iTunesに対応する出力形式を設定
変換リストからiTunesに入れたい曲を選定し、右上の「すべてのファイルを変換」を押して出力形式を設定してください。汎用性が高いMP3を出力形式にすることをおすすめします。

ステップ4、iTunesに対応する形式へ変換
ソフトの左下で出力先を選択した後、右下の「すべて変換」を押してSpotifyの曲を変換してください。選定した曲は順番に変換されます。

ステップ5、変換終了
ダウンロード済みの曲は「変換完了」の「出力ファイルを開く」で確認できます。iTunesに入れる前に、出力したSpotify楽曲の音質を確認してください。

パート2:ダウンロードしたSpotifyの曲をiTunesにインポートする
では、変換済みのSpotify音楽ファイルをiTunesに追加してください。
ステップ1、iTunesを起動し、メニューの「ファイル」>「ファイルをライブラリに追加」を押します。
ステップ2、次にダウンロード済みのMP3ファイルを選んでiTunesにインポートしてください。
ヒント:ファイル単位ではなくフォルダ単位で音楽データをiTunesにインポートしたい場合、「フォルダをライブラリに追加」を選び、「MuConvert Spotify音楽変換ソフト」の出力フォルダの大量の曲を一括でiTunesライブラリに追加することができます。

まとめ
「MuConvert Spotify音楽変換」で変換されたSpotify音楽データの制限が解除されたため、iTunesのライブラリに追加すれば好きなだけで再生できるし、通常の音楽ファイルとしてiTunes以外のデバイスやプレーヤーに転送して聴くことも可能です。
Spotifyの曲をiTunesにインポートして管理するほかに、Spotifyから楽曲をダウンロードして永久的に保存したり、デバイス間で自由に音楽を転送したりしたい場合にもソフトの形式変換機能を活用してください。