音楽配信サービスで人気急上昇中のApple Music。豊富な楽曲と魅力的なプランで多くのユーザーを魅了していますが、ダウンロードした楽曲はM4P形式という、DRM(デジタル著作権管理)で保護されたファイル形式で保存されます。このM4P形式は、Appleデバイスでのみ再生可能という制限があり、他のデバイスで再生したり、自由に編集したりすることができません。
そこで今回は、Macユーザー向けに、M4PファイルをMP3に変換する方法を徹底解説します。最強のフリーソフトから、iTunesやオンラインツールなど、様々な方法を比較検討し、それぞれのメリットとデメリット、使い方まで詳しくご紹介します。
M4P形式とは?MP3との違い
M4P形式は、Appleが開発した音楽ファイル形式です。MP3と同様に、音声データを圧縮して保存する形式ですが、DRMと呼ばれる技術で著作権保護されています。DRM保護されたM4Pファイルは、iTunesなどのApple製品でしか再生することができません。
一方、MP3形式はDRM保護されていない汎用的な音声ファイル形式です。そのため、MP3ファイルを再生できる機器であれば、基本的にどの機器でも再生することができます。
M4PファイルをMP3に変換する方法はいくつかありますが、ここでは代表的な3つの方法をご紹介します。
方法1. 「MuConvert Apple Music変換ソフト」でM4PをMP3に変換する
「MuConvert Apple Music変換ソフト」は、Apple Musicの楽曲を高音質で速やかに変換できるMac/Windows対応の優れたフリーソフトです。Apple Musicだけでなく、iTunesで購入したM4Pファイルの変換も可能です。
- 高品質な変換: ロスレス変換を実現し、原音に忠実な音質での変換が可能です。
- 迅速な変換: 他のフリーソフトと比較しても、速度面で優れています。
- ID3タグのカスタマイズ: 変換する際に、曲名やアーティスト名、アルバム名などの情報を自由に編集できます。
- 一括変換機能: 複数のM4Pファイルを同時に変換することができ、効率的です。
- DRM解除: MuConvert Apple Music変換ソフトは、DRM保護されたファイルを自由に変換できる機能を備えています。これにより、購入した音楽を様々なデバイスで楽しむことが可能になります。
MuConvert Apple Music変換ソフトの使い方(Mac/Windows版)
ステップ1. ダウンロード&ログイン
既にインストールしてあるMuConvertを開きます。Apple IDでサインインし、変換したいApple Musicの音楽ライブラリにアクセスできるようにします。
ステップ2. 変換したい音楽を選択
お持ちのプレイリストやアルバムを「変換リストに追加」するか、個別の曲をドラッグ&ドロップで追加します。
ステップ3. 出力形式をMP3に設定
「オーディオ品質」から「MP3」を選択します。必要に応じて、ビットレートや保存先フォルダも設定できます。
ステップ4. 変換開始
「すべて変換」ボタンをクリックすれば、あとは待つだけ。お気に入りの音楽が、好きな形式に変換されていきます。
ステップ5. 変換完了確認
変換完了後、出力フォルダにMP3ファイルが保存されます。「フォルダを開く」ボタンをクリックすると、変換された音楽ファイルを直接開くことができます。
「MuConvert Apple Music変換ソフト」を使えば、Apple Musicの曲をDRMフリーで、どのデバイスでも気軽に楽しめます。これにより、Apple Musicをもっと自由に楽しめるようになります。今すぐダウンロードして、その便利さを体験しましょう!
方法2. オンラインツールでM4PをMP3に変換する
「FreeConvert」は、M4PファイルをMP3ファイルに変換するための無料オンラインコンバータです。直感的な操作が可能で、豊富なカスタマイズオプションを備えているため、初めての方でも手軽に使える点が魅力です。
ステップ1. ファイルをアップロードする
「Choose Files」ボタンをクリックして、変換したいM4Pファイルを選択します。または、ドラッグアンドドロップでファイルをアップロードします。
ステップ2. 設定を調整する (オプション)
変換後のファイルのビットレートやサンプルレートを変更できます。ファイルのボリュームを調整することもできます。
ステップ3. 変換を開始する
「Convert to MP3」ボタンをクリックして、変換を開始します。
ステップ4. 変換されたファイルをダウンロードする
変換が完了すると、「Download」ボタンをクリックして、変換されたMP3ファイルをダウンロードできます。
「FreeConvert」を利用すると、M4PからMP3への変換が簡単にできますが、いくつか注意点があります。サイトには広告が表示されるため、少し気を散らされるかもしれません。また、Apple Musicから音楽を直接ダウンロードすることはできないので、変換する前にM4P形式のファイルを自ら準備しておかなければなりません。
方法3. iTunesでM4PをMP3に変換する
では、Macの「iTunes」アプリを活用して、M4PファイルをMP3形式に変換する手順をお伝えしますね。
ステップ1. まず、ミュージックアプリを立ち上げ、「設定」に進んで「ファイル」タブを選び、「読み込み設定」をクリックします。
ステップ2. 次に、「読み込み方法」の選択肢から「MP3エンコーダ」を選び出し、音質にこだわる方は、ここで設定を調整してください。最後に「OK」を押して、設定を保存します。
ステップ3. そして、MP3にしたいAACファイルを選び、「ファイル」メニューから「変換」を選び、「MP3バージョンを作成」をクリック。
ただし、この方法で作成されたMP3は、Apple MusicやiTunesでしか楽しめないという制約があります。他のプレイヤーやデバイスに移すことはできないので、その点はご了承ください。便利なようで、ちょっとした煩わしさも感じるかもしれませんね。
自由にMP3に変換したApple Musicの曲を他のデバイスで再生したい方は、「MuConvert Apple Music変換ソフト」を活用してみましょう!ダウンロードした曲はM4PファイルにあるDRMを解除した上で、高音質のMP3に変換することができ、Apple Musicの曲をPCやスマホに永久保存できます!
まとめ
M4PファイルをMP3に変換したいMacユーザーにおすすめなのは、「MuConvert Apple Music変換ソフト」です。iTunesとApple Musicから音楽をダウンロード・変換することができ、ID3タグ編集や一括変換など便利な機能も備わっています。無料版では変換数に制限がありますが、使い勝手も抜群なので、まずは試してみることをおすすめします。
M4PファイルをMP3に変換することで、再生デバイスの自由度や編集の自由度がアップし、より快適に音楽を楽しむことができます。是非この機会に、MuConvert Apple Music変換ソフトを使って、M4Pファイルを高音質でMP3に変換してみてはいかがでしょうか?